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【分科会A4】広報 「伝える」と「伝わる」は何が違うんだろう?

2024/05/10レポート

【分科会A4】広報 「伝える」と「伝わる」は何が違うんだろう?
「伝わる」ためにはコミュニケーションを大切にし、関係を築くこと

 

第13回赤い羽根全国ミーティングin信州のメイン会場(ホテル国際21)から、A4分科会は、近くの長野県高校教育会館に移し、37名が参加して「伝わる」ことについて学びました。

 

最初に、電通デジタルクリエーティブ・ディレクターの沢田真さんが講義。沢田さんは「伝わる」ことを考えながら8年前から共同募金運動広報に携わってきました。そして、広報とは「関係を作ること」と説明。また、相手とのやりとり(コミュニケーション)が大切であり、「考える⇒伝える・伝わる⇒聞く⇒知る」という循環のポイントを強調しました。

 

赤い羽根共同募金の広報の歴史を振り返ったあと、全国各地の社会福祉協議会の事例を示しながら、ロゴマークをもっと使ってブランド力を高めること、文字の大きさに留意すること、QRコードの活用などでオンラインコミュニケーションを増やすことをアドバイスしました。

 

その後、事例報告もあり、小諸市共同募金会の山浦正志さんが地域のコミュニテイテレビとコラボして「ささえ愛・チャンネル」の番組を毎月放送していることを紹介しました。

 

分科会の後半では、7つのグループに分かれてワークを行ない、自分の町の広報活動を振り返りました。そこで出た意見は、「募金の使い道を伝えると理解してもらいやすいので力を入れたい」、「共同募金なのになぜ目標があるのかと言われることがあり、どう理解してもらうか」、「独自のロゴマークを使っているが全国共通のマークも使っていかなければ」などなど。悩みや今後の取り組みについて意見交換をし、広報の在り方につての理解を深めました。

 

(取材・執筆/ナガクルソーシャルライター 太田秋夫)

 

 

↓↓ショート動画で分科会の様子をご覧ください↓↓

 

事例報告をした山浦正志さん

事例報告をした山浦正志さん

現場のリアルな実践が語られる

現場のリアルな実践が語られる

ワークは自己紹介から

ワークは自己紹介から

冒頭で講義をした沢田真さん

冒頭で講義をした沢田真さん